アレルギーは全身疾患です。正しい知識を身につけましょう!
アトピーや食物アレルギーをはじめとして、ハウスダスト、ダニ、花粉、金属や犬、ネコといった動物などアレルギーには、さまざまな原因と症状があります。
アレルギー症状は、色々な部位に出ます。だから、病院もどこに行ったらいいのか、迷いますよね。
皮膚炎なら、皮膚科、下痢なら内科?色々出てるなら、いつも行っている小児科?
困ったときは、町のかかりつけの子供の病気全般に詳しい当医院まで、お気軽にご相談ください。
乳児の食物アレルギーから始まって成長にともなって、アトピー性皮膚炎(皮膚)→気管支喘息(気管支)→アレルギー性鼻炎(鼻症状)と主症状病変が移動したり、アレルゲンも食物からダニ、花粉などへ変化していくことが知られており、これをアレルギーマーチと言います。
早期介入によって全体の進展を軽症化し生活上の制限を緩和軽減できます。治療なさるご本人や親御様にも継続的長期管理をお勧めします。
原因食物を摂取することにより症状が誘発される状態です。
1新生児・乳児消化管アレルギー 、
2乳児アトピー皮膚炎、
3即時型
4特殊型として_a食物依存性運動誘発性アナフィラキシー
b口腔アレルギー症候群などに分類されます。
皮膚の掻痒伴うザラザラした、または充血した粟粒大の、左右対称の湿疹を、乳児では2か月、幼児では6か月以上繰り返す状態です。全身の肌の乾燥に加えて、乳児では主に顔面に、幼児小児では首やひじ膝の屈側に皮疹が好発します。
発作性に起こる気管支など末梢気道における狭窄のために、息を吐くときの喘鳴(ゼーゼー)や咳、息を吐くことがつらい、呼吸が苦しいなどの症状が出現し、特に寝る前から朝方にかけて悪化することが多く、このようなエピソードを繰り返します。また症状が強く経過が長いほど回復に時間が掛かりやすくなりますので、咳が出始めたら早期に食欲があって眠れるうちに加療した方が軽い経過で済みます。原因アレルゲンは吸入抗原(空中に漂う埃、花粉、黴)によるものが大半です。症状を悪化させる感染症としては、RSウィルス、ヒトメタニューモウィルス、ライノウィルス、マイコプラズマなどが知られていますが、発作初期から十分落ち着くまで長めにじっくり治療することで、次の発作も軽症化することができると考えられます。
喘息様の喘鳴などがハッキリした形では認めませんが、気管支など末梢気道における軽度のアレルギー炎症のために咳が続く-1咳喘息や
アレルギー炎症を起こすことで鼻咽頭を刺激し咳の出る-2アトピー咳嗽などがあります。
くしゃみ、水性鼻汁、鼻閉を繰り返します。季節性の花粉症が原因の場合と通年型のダニアレルギーによるものなどが良く知られています。
アレルギー症状に対するケアは、対症療法と言って既に出ている症状に対して症状を悪化しないようにすること。
同時に、アレルゲンとなっている物質をいかに除去するかということが大切です。
皮膚症状ならば、かいて悪化させることが一番怖いです。
ダニや花粉のアレルギーならば、外出時の服装や換気、マメに掃除することなど、気をつけなくてはいけません。
普段の生活の中で出来る限りアレルゲンと接触する機会を減らすこと、住環境を快適に整えることが、自分で出来る一番のケアになります。
皮膚症状が出た場合、やっかいなのは「かゆい」ことです。
大人でも蚊一匹でイライラするほどかゆいのに、全身が「いたがゆい」「むずがゆい」。
アトピー性皮膚炎を代表する皮膚炎は本当に辛いものです。
かくことで皮膚が傷つき、傷口からばい菌が入り、さらに悪化してもっとかゆくなって…と、悪循環になってしまます。
そこで「かゆい時の対処方法」をご紹介します。
1.冷やす(温かいとかゆくなりやすい)
2.たたく(かくなら、たたくほうがまだマシです)
3.保湿する(乾いているとかゆくなりやすい)
4.汚れを流し落とす(こすらない)
5.化学繊維やウールを避ける(綿100%が良い)
できるだけ肌に刺激を与えないように過ごしましょう。
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